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「社長が訊く」は有料コンテンツにしたらどうなの?

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マリオカート8をプレイし始めました。まだ50CCで1つ優勝したくらいですが、グラフィックめっちゃキレイだとか、反重力で脳汁でそうとか、以前のシリーズよりドリフトがやりやすくてかなり取っつきやすくなったなとか、色々と感じるところであります。

ようやく誰にでも分かりやすくオススメできる定番ソフトが発売され、E3で発表されるソフトや冬に発売予定のスマブラ for Wii U(3DS版は夏に発売)など、マリカ8に続く矢をどんどん放ってほしいものです。

しかしその一方で、任天堂自身の動きとして異変が起こっている部分もあります。

その一つとして、「社長が訊く」の音沙汰のなさが挙げられるでしょう。昨年末の『社長が訊く フィットメーター』(2013年12月6日公開)以来、2014年に入ってから半年以上社長が訊くの更新は途絶えたままなのです。


社長が訊くって何なの?


「社長が訊く」とは、任天堂の岩田社長がゲームやハードの説明や製作時の様子、裏話などをスタッフにインタビューする座談会のような企画です。

2006年9月8日に公開された<社長が訊く Wiiプロジェクト>Vol.1 Wiiハード編を皮切りに、「トモダチコレクション」「NEWスーパーマリオブラザーズ Wii」など、自社の有力タイトルが主に取り上げられています。

一方で「安藤ケンサク」などの「これは売れないだろうw」と思われるソフト、あるいは「ドラゴンクエストIX」「ニンテンドー3DS』ソフトメーカークリエーター 篇」のように、他社の有力ソフトのスタッフに対してもインタビューしています。


スタッフがどのようなきっかけでゲーム業界に携わるようになったのかという話や、ゲームを作る上でどのようなことを考えて制作しているかなど、ゲーム作りの裏側をのぞけるのがこの企画のおもしろさでした。

例えば「社長が訊く『NEWスーパーマリオブラザーズ Wii』その1−1. 最初は跳ばなかったマリオ」では、マリオの誕生秘話が宮本茂さんの口からのぼっていて、「アーケード版「ドンキーコング」の筐体にボタンがついていなかったらマリオはジャンプしていなかったかもしれない」という衝撃的な過去が述べられています。

また、その続きの話では、マリオにオーバーオールを着せた理由を、ゲーム制作上の問題点の解決と、プレイヤーが操作したときにどのように感じるかという2つの観点からお話されています。

ゲームを遊ぶ上で違和感なく自然に動かすためにそんなことを考えていたのか!と感心することも多く、読み物としておもしろく、クリエイター志望の人にとっては勉強になることも多い企画です。


2014年から更新が途絶える


ゲームファンから好評を博していた「社長が訊く」ですが、2014年に入ってからまったく更新されなくなってしまいます(2014年6月初旬現在)。

この間、有力ゲームはいくつも出ています。例えば3DSでは、
「星のカービィ トリプルデラックス」(1月11日発売)
「マリオパーティ アイランドツアー」(3月20日発売)
「マリオゴルフ ワールドツアー」(5月1日発売)などがありますし、
Wii Uでは「ファミコンリミックス1+2」(4月24日発売)がありました。

これらの有力ソフトに対して1つも「社長が訊く」は行われていないのです。「こんなソフトまで訊くの!?」という感想がしばしば聞かれた以前の姿勢とはまるで異なります。

なぜこのような事態になっているのか自分なりに考えてみました。


インタビューなんてやってる場合じゃない


結論から書いてしまうと「会社の業績がピンチでインタビューなんてやってる余裕がないから」だと考えています。

任天堂公式ページで見られる決算ハイライトを見ればわかりますが、2010年3月期には1兆4000億円以上あった売上が2014年3月期には5700億円程度まで下がっていますし、本業の成績を表すと言われる「営業利益」に至ってはここ3年ほど赤字です。

これまで蓄えてきた利益があるので、たとえWii Uの売上が今以上にズッコケても任天堂が潰れることはありえないと思いますが、世界に名だたる任天堂として、またハードホルダーのメンツとしてもこれ以上の赤字は出したくないのでしょう。

そのためにも売上につながらない行動は抑えて、なるべく本業に集中したいというのが本音のところなのではないでしょうか。


単に「本業が忙しくなったから」という可能性も考えましたが、今までだって旧Wiiの勢い低下、3DS発売初期の不振、Wii Uの開発など、本業に向かい風が吹いている時期や新ハードの発表に伴う逼迫したスケジュールなどは度々あったはずです。

ですので、単に忙しくなったからというだけでは「社長が訊く」をやめる理由にはなっていません。


「社長が訊く」が行われてきた理由はおおまかに言って3点ほど挙げられます。

・岩田社長の好奇心を満たすため
・ゲームの魅力を伝えることで「ゲーム人口の拡大」につながると考えていたから
・ソフト・ハードの宣伝

「社長が訊く『ニンテンドー3DS』ソフトメーカークリエーター編」の「はじめに」で今挙げた目的が垣間見られる部分があったので引用しておきますね。

それぞれのタイトルをつくられたのが、
どんな経験をされてこられた方で、
どのような想いを持たれて、3DSのタイトルをつくられたのか、
かつて「ゲームソフトづくり」を担当していたわたしは
個人的にも強い興味がありましたし、
みなさんに、そのソフトが生まれた背景をお知らせすることで、
それぞれのタイトルの魅力を、
新たな切り口でお伝えできるのではないかと考えました。



さて、以上で挙げた目的について、「社長が訊く」が有効な手段なのかというと疑問符がつくのです。


大して宣伝になってない


「ゲーム人口の拡大」について考えると、普段あまりゲームをしない層を取り込むことが不可欠ですよね?ですが、「社長が訊く」の主な読者層はゲームをよくプレイする人、もっと正確に言えば、「主体的にゲームの情報を集める人」だと考えられます。

しかし、任天堂のゲームの顧客層というのは、デパートにちょっと寄って「あ、これおもしろそうだな」と思って買うような人が多く、事前にゲームの情報を調べてから買う人は多くありません。

中にはCMを見て買いに来たはいいものの、タイトルを覚えていなかったり、ソフトを遊ぶのにゲーム機が必要であることを知らないお客さんすらいるようです(参考:社長が訊く「Wii・DSソフト おさがしガイド(仮称) 2.ソフトを買っても遊び方がわからない

また、「社長が訊く」という企画自体、任天堂の活動の中ではかなりマイナーなものであることも否めません。2010年1月29日(金)第3四半期決算説明会の質疑応答Q6では「『社長が訊く』の認知度が引くように思うのでもっと宣伝してみてはいかがか」との質問が飛んでいます。

その後も「社長が訊く」は続けられましたから当時よりは知られるようになったと思いますが、任天堂自身が積極的に「社長が訊く」を宣伝する姿勢をとっているわけではないのでいまだにこのコンテンツを知らない人も多いでしょう。

ここで考えてみていただきたいと思います。「普段自主的にゲームの情報を集めるわけではない人」が、「ゲーム購入後にわざわざ任天堂公式ページにアクセス」して、「大した宣伝もしていないインタビューページを閲覧する」のかどうか。

そう考えると、普段あまりゲームをやらない人を取り込む手段として「社長が訊く」が発揮している効果はあまり大きくないのではないかと思います(もともとのファンをつなぎとめる分には有効かもしれませんが)。


「宣伝」という観点からしても、現在は「ニンテンドーダイレクト」があります。音声と映像を交えてゲームの内容を伝えるこの手法は、雑誌などの従来のメディアで文字と写真で伝える方法よりも大きいインパクトを残せますし、社長やスタッフが直接!ゲームの魅力を伝えることも可能になりました。

皮肉な話ですが、任天堂自身が始めた「ニンテンドーダイレクト」という効果的な宣伝方法によって、「社長が訊く」の存在価値が薄まってしまったとも言えるのです。


結局のところ、ゲーム人口の拡大にしても宣伝目的にしても効果的とは言えず、売上にはつながっていないのです。現状、「社長が訊く」に満足しているのは社長とゲーマーの好奇心だけなのではないでしょうか。


いっそ有料コンテンツにしたらいい


今まで説明してきたように、「社長が訊く」はゲーマーのためのコンテンツです。だったらいっそのこと有料にしてみたらどうなんでしょうか?あるいはゲームの購入者に向けた特典としてつけてみてもいいかもしれませんね。アニメDVDのオーディオコメンタリーのような感じで。

「社長が訊く」だけを有料にするだけだとコンテンツ不足になりそうなので、ほかの内容も増やす必要はあるでしょうけれども。

もし本当にこういうことをしたら、「搾取だ!」とか「任天堂がついに拝金主義に陥ったか!」という人も出てきそうですね。

ですが、インタビューを見たか否かでゲームが不利になることはないでしょうし、現状の主な閲覧者がよくゲームをプレイする人たちだとすると、そういう層がさらに満足するコンテンツを売り出すのは別におかしな話ではないでしょう。

むしろ拝金主義という言葉はバンダイナムコあたりに言って差し上げればよろしいかと。


スタッフに対するインタビューは最近でこそ他メーカーでもホームページ上で行われることも増えてきましたが、もともと雑誌などの有料媒体で行われるのがほとんどでしたし、自主的にゲームの情報を調べたりする人はこういうのにもお金を払うはずです。

インタビューする人もされる人も忙しいスケジュールを合わせ、場所を確保して話をする必要があって大変でしょうし、内容の質のよさから言っても無料で公開するのは太っ腹すぎやしませんか。



↓有料になっても「社長が訊く」を見たい人はポチッとな
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Author:こひきち
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