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ゲーム=ファミコンだと思ってる親の危険性


最近任天堂がペアレンタル・コントロールについて啓蒙活動に勤しむようになってきました。

 任天堂
『保護者のみなさまへ、大切なお願いです 「保護者による使用制限機能」について』


ペアレンタル・コントロール機能はWiiの頃から付けられていましたし、3DS発売当初からもその機能について告知されていましたが、ここ最近になって呼びかけが活発になってきたように思います。

そのきっかけは恐らく「いつの間に交換日記」および「うごくメモ帳 3D(フレンドうごメモギャラリー)」のサービス停止*1にあるかと思われます。

*1 ソフト自体が完全に使えなくなったわけではないので誤解無きよう。
ただ、開発者からの特別な日記の配信などがなくなってしまったのは非常に残念。


ではなぜこれらのソフトのサービスが停止されたかというと、
いつの間に交換日記の機能がいじめに使われた可能性が高いからです。

 INSIDE
「3DSのカメラ機能でいじめ、未成年7人と親を提訴 ― 任天堂は当該サービス停止、保護者への注意喚起強化で対策」


小学生の男の子が、同級生と中学生計7人から無理やり裸にされて3DSのカメラ機能で写真や動画を撮影され、それをインターネットを通じて写真交換できる3DSの無料ソフト(恐らくいつの間に交換日記)で友人に送信されたそうです。

本来楽しいはずのゲームがこんな腹立たしい行為に使われたのはつくづく残念です。
ゲーム機がインターネットに接続されるのが当たり前になった今、時としてこういった本来の意図とはかけ離れた使い方をされてしまう可能性もあることを改めて留意する必要があるでしょう。
マリオですらやろうと思えばMiiverseを使って他人を不快にさせることができるのですから。


ところで、この事件に関係する児童の親御さんはどう思ったことでしょうか。
被害者の子のご両親は憤懣やるかたないでしょうし、加害者のご両親も「まさかうちの子が・・・」なんて悄然としているかもしれませんが、両者に共通している感覚があると思います。

「ゲーム機でこんなことが起こせるの・・・?」というのがそれです。

しかしそれも無理からぬことでしょう。
親世代のゲームに関する知識は非ネット時代で止まったままだからです。



 ・親世代のゲーム認識はファミコン時代のまま

一般的に、人は大人になるとゲームをやめてしまうことが多いです。
仕事や家事・育児が忙しかったり、他の趣味に移ったり、「ゲームなんてダサい」と思ったり理由は様々ですが、年を経るに従ってゲームに割く時間はだんだんと減っていきます。完全にゼロになってしまう人も珍しくないでしょう。

そうなると、大人のゲームに対する認識は、最後にプレイしたゲームの時代のままで止まってしまうことになります。時おりニュースなどでゲームに関連した話を耳にすることはあるかもしれませんが、彼らが体感的・経験的に理解しているのはあくまで昔のゲームです。

では、具体的に親世代はゲームというと何を思い浮かべるのでしょうか。恐らくファミコン、もしくはスーパーファミコンになると思います。これは単に世の中のゲームに対するイメージというだけでなく、彼らのゲーム体験がこの時期に集中しているであろうことがとあるデータから推察できるからです。

内閣府が発行している「子ども・子育て白書」平成24年度版には「平均初婚年齢と母親の平均出生時年齢の年次推移」(当該ページ)という図が載っています。初めて結婚した時の平均年齢や、子どもを産んだ時の平均年齢を表しています。

zh1-2-13.gif
(平成24年版 子ども・子育て白書 第1部第2章第1節-2「婚姻・出産等の状況」より引用)

現在の小学生がだいたい2000年~2005年くらいに生まれたとして、その子が初めて出産した子どもだとすると、その時のお母さんは28~29歳くらい。2013年現在では30代後半~40代前半だと考えられます。
実際はもう少し子どもを出産するのが早かったり遅かったりする人もいるでしょうから、小学生を持つ子どもの母親の年齢は30代前半~40代後半だと推察できます。

この年代の人たちが小・中学生時代にゲームをよくプレイしたとすると、だいたい20~30年前くらいになります。だいたい1980年代前半~1990年代前半くらい。ファミコンの発売が1983年、SFCの発売が1990年なので、親世代の言うゲーム=ファミコンorスーファミという仮説は外れていないと思います。

この時期のゲームに当然インターネットはありません。ゲームを一緒にプレイするのもほぼ友人との間に限られていました。現在のように日本中、世界中の人とネットを通して対戦・協力プレイをしたり、写真などのデータをやりとりすることもできませんでした。
つまり、80~90年代はゲームを通してつながる人の数も、他人への表現手段も限られていたわけです。

したがって、80~90年代のゲーム経験が身に刻まれている親世代としては、ゲームを通じてどこの誰とも知らない人とあちこち気軽につながれるということが想像もつかないのだと思われます。

DSで久々にゲームに触れた人もいるかもしれませんが、中高年がプレイするゲームは大抵がカジュアルゲームだったでしょうし、ピクトチャットなどを活用するよりは現実の知り合いとおしゃべりするほうが楽しいという人が多い年代であると思います。

よって、DSをプレイしてもIT分野にまで視野を広げる人は少なかったのではないでしょうか。
大人のIT知識が追いつかないまま仕組みだけが進化していった結果、今回のようないじめや、最近多い課金のトラブルにつながってしまっているのではないかと思います。



 ・お子さんと一緒にゲームをしてあげてください

インターネットや課金の仕組みについては十分な知識を持った親御さんがきちんとお子さんに教えてしかるべきなのですが、ゲームを含めたIT機器の分野は進歩が著しいため、危険な面についてはともかく使用方法については子どものほうが詳しい場合もあるかもしれません。子どもが日常的に触れているゲーム機などはまさにそうでしょう。

では、親と子のゲームに対する認識の差を埋めるにはどうしたら良いのでしょうか。

答えは明快で、親子で一緒にゲームをすることです。別に一人で始めてもいいんですけど、ゲームするのが久しぶりだったり初めてだったりする人は、そもそもどんなハードがあるかというところから情報収集しなければならないので、子どもと一緒のほうがハードルが下がると思います。

家に据え置きハードがあるならそれでいいですし、携帯ハードならお子さんから借りてプレイしたり、教えてもらいながらプレイするのもいいでしょう。「最近何か面白いゲームない?」なんて他愛のない会話でもいいんです。お子さんとのコミュニケーションが増えれば。

それに、ね、嬉しいんですよ、親とゲームできるっていうのは。子どもからすると。

個人的な経験で恐縮ですが、私の小さい頃、普段はゲームをしない母が、「パネルでポン」だけは付き合ってくれて、すごく楽しかったことを覚えています。子どもに限った話ではありませんが、自分のやっていることに親が興味を持ってくれるのって嬉しいんですよね。自分が理解されているような感覚があって。

小学校に入る頃にはもう家族でゲームをするのは私だけになってしまいましたので、テレビを囲んで家族で一緒にゲームをするっていう姿にはちょっとしたあこがれがあります。


PCや携帯は個人のためのデバイスという側面が強いと思いますが、ゲームは人と一緒に体験を共有して楽しめる機器です。親子で一緒に楽しんで、その触れ合いの中で、できること、してはいけないことを子どもと共に学んでいっていけたら素敵なんじゃないかなと思います。


じゃ、後は頼んだ。



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