トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

スマホ版DQ1の感触は上々 片手プレイができることに感動


screenshot_2013-12-02_1310.png
スマートフォン版DQ1タイトル画面

国民的ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト(以下DQ)」のシリーズ作品(初代~8)がスマートフォン向けに公開されることが明らかになりました。
DQ1は100万人に無料配信されるとのことで、一般紙にまで報道されるという大騒ぎになりました。

読売新聞 「ドラクエ本編、スマホとタブレット向けに初配信」(2013/11/27)

4Gamer.net 「スマホ版「ドラゴンクエスト」が11月28日よりApp Store/Google Playで配信開始。総計100万DL分が先着順で無料配信」(2013/11/27)



スクウェア・エニックスの試みはうまくいったようで、DQ1のダウンロードは初日で100万DLを超え、
好評につき12月10日(火)まで無料配信を延長するとのことです。
(ドラゴンクエスト公式サイト ドラクエ・パラダイス「配信初日で100万ダウンロード突破!『ドラゴンクエストI』無料配信期間の延長が決定!」(2013/11/29)より)

なお、スマホ版DQ1はそれ自体がアプリになっているのではなく、
「ドラゴンクエスト ポータルアプリ」というドラクエ専用のポータルアプリの中から購入して遊ぶという形をとっています。

screenshot_2013-12-02_1016.png
下画面に並んでいるアプリの中から遊びたいものを選んでタッチすると起動する


モバゲーやグリーがポータルサイトを運営し、外部からゲームアプリを提供してもらい、
ユーザーがそこにアクセスしてアプリを遊ぶのとほぼ同じような形態ですね。
違いはポータルサイトの内容がドラクエに特化しているということです。


ドラクエが無料で遊べるということのインパクトはかなり強かったようで、
App Storeではあっという間にランキング1位を獲得したとか。

スクエニからすると、話題をかっさらうのもさることながら、数百万単位の人がDQのポータルサイトにアクセスすることから得られるデータを今後のマーケティングに活用しようという目論みもあるのだと思いますが、その話についてはまた後日。

今日はプレイしてみて感じた点を簡潔に書き連ねていきたいと思います。



・良かった点

 1.片手で操作が事足りる


screenshot_2013-12-02_1004.png

スマートフォン版で一番良かったのがこの部分ですね。
上記左下に表示されているバーチャルパッド(仮想十字キー)を押すことで主人公を動かします。
ちなみにナナメ移動はできません。

キーの反応はなかなか良く、割と滑らかに動きます。
今までバーチャルパッドに対して抵抗を持っていたのでこれは予想外の嬉しさでした。

パッドの中央に位置するのは従来で言う「便利ボタン」で、
これひとつで選択肢の決定、人と話す、宝箱を開けるなどのもろもろの操作を行えます。

もっとも、画面のどこでもタップすればボタンを押したとみなされますので、
パッドの中央にボタンがあるのは単に「ここが決定ボタンですよ」と明確に表してるだけのようです。

右に映っているボタンはステータスを呼び出すボタンです。
見たいステータスや、アイテムを確認したいときにはこれらをタップすることで映し出せます。

screenshot_2013-12-02_1004_1.png

従来の「カーソルを合わせる→Aボタンを押す」という動作を、
タップひとつでできるのは地味に助かるなーと思いました。


以上のように、スマートフォン版では「画面を押す」、あるいは「タップする」という2つの動作だけで完結するようになっており、片手だけで操作が事足りる仕様になっています。

片手だけで気軽にできるようになっていますので、テレビ見ながらプレイするとか、ちょっとした空き時間にプレイするなど、スマートフォンの使われ方をよく把握した上での操作体系になってるんじゃないかなと感じます。

ちなみに私は空いた右手でWii UのVC「ファイアーエムブレムトラキア776」も同時プレイしてました。
シミュレーションRPGは敵のターンが長くなることが多いので、
待ってる間はドラクエを操作してればいいんじゃないかと思ったのです。

結果はDQ1もトラナナも意識が中途半端になってしまい、
両方とも死にかける事態に陥りましたので今後はこんな無茶プレイは慎もうと思います。



 2.スーパーファミコン版をベースにしたグラフィック

screenshot_2013-12-02_1005.png
フィールド画面。ドットの荒さが少し気になるかも

本作は2004年に配信された携帯アプリ版をベースとしているそうです。
その携帯アプリ版はSFC版のDQ3をベースとしているため、
本作はDQ1の数値データとDQ3のグラフィックの移植と言えます。

私はSFC世代なのでこのグラフィックには懐かしさがこみ上げてきました。
シンプルさを損なわず、なおかつ細部は非常に精緻なドット絵で構成されているSFC後期を再現したグラフィックは見事です。

ただ、写真を見てわかるように、画面がスマートフォンに合わせた縦長の画面サイズであるため、
既存プレイヤーからすると違和感があります。
画面サイズに合わせてドットを引き延ばしているらしく、
縦横のドットのバランスが若干崩れているように感じる人もいるとか。

もっとも、それがプレイに支障をきたすことはまったくありません。
実際私は特に何も感じませんでしたし、ドットうんぬんの部分についても、
各所で上がっている感想で初めて知ったほどです。

要は雰囲気がそれっぽかったら全然問題ないというわけで、
懐古趣味者の私にとっては「スタッフわかってるぅ!」と思えるグラフィックでした。
スマホ版のFFのグラフィックがRPGツクールっぽくなってるので余計に。
(27年も前のゲームのグラフィックを根本から変える意味がないからでしょうけど)



 3.中断セーブができる

screenshot_2013-12-02_1001.png
途中でやめても一時保存が可能だ

DQ1はラダトームの城の王様に話しかける以外にセーブする方法がありませんが、
携帯電話の性質上、急に電話がかかってきたときや目的地についたときにはプレイをやめなければなりません。

しかし、途中でアプリを終了させても「オートセーブ」という形でデータが一時保存されますので、
急にプレイを中断しなければならないときでも安心です。
また、誤ってホームボタンを押してしまったとしてもデータは記録されてますので心配ご無用。

ただし中断データはプレイを再開すると消えてしまいます。
最後はきちんと王様に話しかけてしっかり記録することをお忘れなく。

中断セーブの機能はGB版の頃からありましたが、
より携帯性が強まったスマートフォン版ではその価値を増したように思います。



・残念な点

 1.細かい操作がききにくい


片手操作ができることを良い点として挙げましたが、細かい操作についてはやや不満が残ります。
バーチャルパッドは本来の十字キーよりも「押した感覚」が手に伝わりづらいため、
目的のマスの一歩手前とか一歩先に止まってしまうということがよく起こります。

そのため、1マスしか空いてないような通路を通るときは仮想十字キーを「押す」のではなく、
チョンチョンと「タップする」感じで操作することになり、
従来のコントローラーよりもスムーズな操作ができない場面もあります。

それでもDQ1はそれほど複雑な仕掛けもないので、毒の沼地やバリアーの上でしっちゃかめっちゃかに動かしさえしなければプレイに深刻な影響を与えることはないと思います。

しかし、DQ2のロンダルキアの洞窟における落とし穴がいっぱいあるフロアなんかは非常に神経を使うことになるでしょう。
ヘタすると落とし穴に落ちまくってストレスが溜まり、思わずスマホを叩き割ってしまうかもしれません。
「おお ○○!なげだしてしまうとは なにごとだ!」
とか言われたらむしろさじを投げます。


スマホ版DQ1における不満の大半は操作性やインターフェース関係に集中しており、
中には「王様の部屋を出たところでプレイをやめた」人もいるようです。

それだけ快適に操作できることはゲームとって重要な事がよくわかると思います。
ユーザーをゲームに没頭させるには自然な操作が前提条件なんですね。

RPGはアクションゲームが苦手な人でも情報を集めてレベルを上げればクリアできるゲームとして人気を定着させていきましたが、
その背景には、手元を意識することなく画面に集中できるという構図があり、
コントローラーの機能性(押しただけで方向感覚がわかる)がそれを支えていたという事実があります。

コントローラーが支えてきた操作性をスマートフォン上でどのように再現していくか、
ゲームメーカーの試行錯誤は続いており、「タップした場所にキャラクターが移動する」とか、
「タップやフリックだけで操作する(バーチャルパッドは使わない)」ゲームも多いとか。


DQ1も操作性さえよくなれば不満の大半は消えると思いますので、
今後のシリーズ展開を評判の良いものにするためにも、移動方法の改善に取り組んでほしいと思います。



 2.町娘と宿を共にしても「ゆうべはおたのしみでしたね」と言われない

FC版DQ1ではローラ姫を連れてラダトームの町の宿屋に止まると、
「ゆうべはおたのしみでしたね」という意味深なセリフを宿屋の主人から言われます。

ところで、ラダトームの町には話しけると(街にいる間だけですが)主人公の後をついてくる町娘がいます。
その状態で宿屋に泊まることもできるのですが、SFC版ではこのときにも全国の青少年の夢と希望と妄想を喚起させる「ゆうべはおたのしみでしたね」の台詞が聞けるのです!
こんなところでも意味深なセリフが聞けるのじゃ。便利な世の中になったものよのう。

screenshot_2013-12-02_1003.png
泊まった結果


あーもうこれはアカンですわ。
やってはいけないことをやってしまいましたね・・・。
エロのないドラクエなんて炭酸の抜けたコーラみたいなもんだろ!!
必死にデータ量削りつつも意味深なネタはきちんと残しておいた*1堀井雄二御大の気持ちを貴様らスタッフがわかってやらなくてどうするんだッ!!

*1 FC版DQ1の容量は64キロバイトしかないらしい。
これは古いガラケーの待ち受け画像1枚にも満たない容量であると言われている。
少ない容量でゲームを成立させるため、使うカタカナを制限したり、ドラクエ独特の言い回しが生まれた。
しかし、エッチなネタは頑として削らなかった。


遠い日の少年たちの熱い情念を思い起こさせるためにも、
「ゆうべはおたのしみでしたね」のネタを気軽に聞けるようにしてほしいと思います。
どうして削っちゃったんだろ・・・。

screenshot_2013-12-02_1009.png
マイラの村の銭湯にて

ちなみにマイラの村のパフパフのお姉さんはちゃんと残ってますよ!
やっぱりドラクエはこうでなくちゃね!



結論:昔の作品をプレイしたいならスマホ版は十分にアリ

個人的にはスマートフォン版のドラクエはかなりいい感触だと思うのですが、
ネットの反応を見てるとどうにも反応はイマイチなようです。
無料配布中の今ならともかく、昔プレイした人が改めてスマートフォン版を500円払ってプレイする価値があるかと言ったら確かに私も「うーん・・・」とならざるを得ません。

しかし、DQ1未経験の人が遊んでみたいと考えたとき、スマートフォン版は有力な選択肢となります。

スマートフォン版以外の選択肢となると、Wii版ガラケー版になると思いますが、
Wii版だと外で手軽に遊ぶことはできませんし、値段も高いです*2。
ガラケー版にしても、すでにスマートフォンに乗り換えた人も多いでしょう。

*2 FC版のI・II・IIIとSFC版のI・II・IIIが全部入って4,400円。
わざわざFC版とSFC版両方入れる意味はあったのかな・・・。


物持ちのいい人だったらGB版を探してきて遊ぶこともできますが、
さすがにここまでする人はいないかな・・・。


ということで、これから初めてドラクエの原点に触れたいと考える人にとってはむしろ「推奨」なわけです。
恐らくスクエニの取り込みたい層もここらへんだと思いますが、その話についてはまた次回。


ほいじゃあの。



にほんブログ村 ゲームブログ ゲームの世界観へ   




Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

プロフィール

こひきち

Author:こひきち
ゲームについて思うことを語ったりゲーム音楽について取り上げています。
任天堂成分多め。
岩田社長のファン。


姉妹サイト「会社員失格」もどうぞよろしくお願いします。

twitter_32.pngトゥイッターもやっています。

最新記事

おすすめ記事

カテゴリ

月別アーカイブ

アクセスカウンター

最新コメント

トゥイッター

リンク

邪魔にならない程度の広告

検索フォーム

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。