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パズドラZはオプーナの二の舞になるのか


かつてWii市場に革命をもたらさんとする者がいた・・・
その名もオプーナ。
ドラクエの開発で名を挙げたアルテピアッツァが送り込んだ武士(もののふ)である。
(販売はコーエー)

「ミリオン獲ってやる!」

意気軒昂に叫ぶオプーナ。
しかし、彼の前に立つ壁は強大であった・・・


ポケモン、ゼルダ、ドンキーコング、カービィ・・・、
いくつもの巨大戦艦を抱える任天堂が放った刺客、
それは、「スーパーマリオギャラクシー」

実力の差は歴然としていた・・・
あたかも総大将が足軽を蹴散らすが如く、
マリオの圧倒的な人気、ブランド、ゲームとしての完成度に、
オプーナは敗れ去った・・・
実力がなかったわけではない。
ただ時期と相手が悪すぎた・・・

オプーナは敗走の果てに、「和厳(ワゴン)」という離島に辿り着き、
その生涯を終えたのであった・・・


そして今、人々の記憶からオプーナが忘れ去られようとしているこの時代に、
オプーナの意志を継ぎ、任天堂の牙城を突き崩そうとする新たな若武者が旗を揚げようとしている・・・
その者の名は、「パズドラZ」・・・!




先日、ガンホーの森下一喜社長がこんなことを語っていました。
日付としてはだいぶ前になりますが。

 モーニングスター
「ガンホーの森下一喜社長、「引き続きパズドラは好調、新作13タイトルを開発中」と語る

ニンテンドー3DS向けの「パズドラZ」は「小学校高学年を主な対象とし、13年冬に発売を予定しており、最低でもミリオンは達成したい」とした。

上記記事から引用しました。


最近のガンホーの株価よろしく社長のテンションも爆アゲなようですね。
もっとも、5/14に付けた一株155万円を境に、最近では一株100万円あたりをうろついているようですが。

いやいや冷静に考えましょうよ社長、
コンシューマーでミリオンて並大抵のことじゃあないですって。
あのオプーナですらミリオン宣言=死亡フラグを見事に回収しちまったんですから!

パズドラZのミリオン達成が難しい理由について少なくとも3点は挙げられますぜ。



 理由1:元々は基本無料のゲームである

パズドラは5/23現在1300万ダウンロードという途方もない数字を打ち立てたゲームではありますが、
ここまでのブームが巻き起こった要因として、基本無料でプレイできるという面は大きいと思います。
魔法石*1というアイテムが有料で販売されていますが、
○○万ダウンロード達成記念などのボーナスで無料で配られることもしばしば。
無料でも最後まで遊べるそうなので、
そういった点も従来のカードバトル型のソーシャルゲームとは一線を画していると思います。

 *1 魔法石
所持していると、ゲームオーバーになってもその場で再開できたり、
レアモンスターが出やすいガチャを引けたりする。


しかし、パッケージ売切り型のコンシューマーゲームでは、
それなりのお値段がついてしまいます。
いくら流行っているからといって何千円もするようでは、
低価格の娯楽にあふれた現代ではたくさん売るのは難しいでしょう。


え?「ウッセー!これは小学校高学年向けに売るんだよ!スマホでプレイした層はメインのターゲットじゃねーンだよボケ!」ですって?

なるほど確かに、子どもたちの口コミというのはバカにできません。
今では平気で数百万本売り上げるポケモンでさえ、
初代の初期出荷本数は二十数万本程度で、口コミで爆発に広がっていったものですし、
最近でも「タッチバトル戦車3D」という無名と思われていた3DSのDL専用ソフトが、
10万DLを超えていたという事実が判明しました。
スマホからコンシューマーに移ったから売れないというのは根拠としてはやや弱いかもしれません。
それでは次の理由はどうでしょう。



 理由2:パズルもしくはRPGの携帯機におけるミリオンソフトは案外少ない(ただし、ポケモンとDQ、およびその関連ソフトを除く)

実は携帯機においてさえ、パズルゲームはあまりミリオンソフトは多くありません。
RPGに関しても同様です。
ポケモンとドラクエを除外する*2と驚くほどミリオンソフトが少ないことが分かりました。
以下に列挙してみます(データはWikipediaを参照しました)。

 携帯機で国内100万本以上売れたパズルゲームおよびRPG
・テトリス(424万本・GB・1989年)
・テトリスDS(138万本・DS・2006年)
・イナズマイレブン2(117万本・DS・2009年)
・魔界塔士Sa・Ga(110万本・GB・1990年)
・FF3 DS版(110万本・DS・2006年)
・イナズマイレブン3(110万本・DS・2009年)

*2 ポケモンとDQは、ほぼ毎回のように100万も200万も売り上げるシリーズであるため、
3DSソフトとしてはほとんど新規に近いパズドラの売れ行きを予想する上では、
あまり意味のないデータになると感じた。
ポケモンとDQおよび関連作品を除いてあるのはそういう理由である。


す、少ねぇーッ!
ジャンル絞るとここまで少なくなるのか・・・。
DS時代は色んなソフトが売れていた印象がありますが、
純粋なパズルゲームって案外少なかったんですよね。
個人的にはイナイレがRPGに分類されていたのが驚きでした。

上記データが示す通り、パズルにしてもRPGにしても、
新規作品がミリオンを達成するのはとてつもなく難しいのです。


え?「ええい、こんなのは過去のデータだ!勝負はやってみなきゃ分からないぜ!」ですって?
うーん、なかなか強情ですね。
確かにデータは過去の事象を示すだけであり、あくまで傾向は傾向に過ぎません。
ですが、次の理由を聞けばその強気の姿勢も崩れてしまうのではないですか?



 ・理由3:年末の任天堂と戦わなくてはならない

10月~12月は年末商戦期と言われます。
特に年末年始は家族がそろって過ごすことが多いので、
必然的にパーティゲームの需要が高まります。
パーティゲームのソフト資産を多く持つ任天堂は年末年始に非常に強いのです。
また、人気のある定番ソフトもこの時期売上を大きく伸ばす傾向があります。

2013年末に売れそうなソフトをざっと予想してみましょう。
まだ発売はされていませんが、Wii Party Uはパーティゲーム需要を大きく取り込むのではないでしょうか。
最近音沙汰がないですが、開発が順調であってほしいですね。
パーティゲームという括りではNintendo Landも売れるかもしれません。

3DSでは定番タイトルが幅を利かせることになるのではないでしょうか。
とび森やトモコレ、マリオ3D、マリオカート7、Newマリオ2など、
ミリオンタイトルがさらに売れていくのは想像に難くありません。
また、忘れてはいけないのがモンハン4の存在です。
夏に発売らしいですが、年末商戦を経てさらなる売上を狙うことでしょう。

また、今年はPS4やXbox Oneが発売されるため、そちらにも注目が集まるでしょうし、
PS3やPSP、Vitaのソフトだってなんらかの手を打ってくるでしょう。


毎年年末商戦期は色んなソフトが発売されますが、
今年は特に激戦の年になるのではないかと予想します。
パズドラZはこのそうそうたるメンツ相手に戦わなければならないのです。

正直言ってこれらの競争に勝ち抜いてミリオンというのは私には想像がつかないです・・・。
50万本(ハーフミリオン)もいけば相当すごいのではないでしょうか。
流石にオプーナほど売り上げが振るわないということはないと思いますが・・・。
(オプーナの売上本数は「全世界で」9万本ほどらしい)



 ・期待している面もある

さて、ここまでパズドラZのミリオン達成の難しさを説いてまいりましたが、
個人的には期待している面もあるのです。

それは、スマホゲーのコンシューマー化の流れを作ること。
今までスマホゲーと家庭用ゲームはお互い別物で、
特に家庭用ゲームからすると、スマホゲーは不倶戴天の敵であるような認識がありました。

しかし、パズドラZが数十万本でも売れて、
コンシューマーでもそこそこの本数が期待できると判明したならば、
スマホのゲームを家庭用でも出すという流れができあがるのではないかと思うのです。
(実際はコンシューマー向けの開発の手間を嫌うメーカーが多そうな気もしますが)

そうなれば、スマホゲーメーカーとしては収益を伸ばす機会が増えますし、
家庭用ハードホルダーとしてはソフトを増やすことができるので、
両者にとって益のあることだと思うのです。

パズドラは小学校高学年の児童向けに発売されるそうですが、
彼らもゆくゆくはスマホに買い替え、
そっちでゲームを始めるであろうことは想像に難くありません。
そのときにスマホ版パズドラを遊んでくれるユーザーも出てくることでしょう。

つまり、コンシューマー版パズドラを発売するということは、
将来のユーザーを育成するための、いわば「種まき」であると見ることもできるのです。
今ある人気のスマホタイトルを長寿化させるためにも、
コンシューマーでスマホタイトルを発売する意義があるのではないでしょうか。


スマホタイトルのコンシューマー化については、
すでに「おさわり探偵なめこ栽培キット」が3DSで「おさわり探偵なめこ大繁殖」として発売されていますが、パズドラZもこれに続いて道を拓いていって欲しいと思います。
特に森下社長は、「面白いゲームを作るのが大事」という、
ゲームビジネスにおける最も基本にして重要な点を認識していらっしゃるようですので、
きちんと作り込めばミリオンとまではいかなくても、
細く長く売れつづけて結果的に数十万本売れるということは十分起こり得ることだと思います。


また、ゲーム音楽ファンとしては、スマホ版の作曲を担当したイトケンこと伊藤賢治さん(代表作:サガシリーズ)の音楽も気になるところです。
スマホ版は割とポップで親しみやすいBGMが多かったと記憶しておりますので、
ドラムがドコドコ鳴っちゃう往年のイトケン節*3を聴きたいなー、
なんて思っていたりもします。

*3 ロマサガ3の「四魔貴族バトル2」、サガフロの「Battle#5」なんかはイトケン節がよく表れていると思う。
ミンサガの「決戦!サルーイン -Final Battle with Saruin-」に至っては、
もはや変態の領域。




 ・まとめ

 パズドラZのミリオン達成は難しい。
・理由1:元々無料のゲームだったから
・理由2:新規作品のミリオンは非常に難しい。特に娯楽の多様化した現在では。
・理由3:年末にひしめくソフト群と勝負しなければならない


売れてほしいけど正直厳しいだろうなっていうのが本音ですね。
今後スマホとコンシューマーが融和するかどうか、
一種の試金石のようなソフトだと思いますので個人的には注目しています。



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